本人の同意を得ることを条件に、メンタルヘルスに関する健康状態について尋ねることは可能ですが、回答を強要することは許されません。

病歴などの情報は個人情報保護法上「要配慮個人情報」として位置付けられており、取得には事前に本人から明確な同意を得る必要があります。

また、厚生労働省の通達により、労働者が任意で提供した病歴に関する情報は特に慎重な取り扱いが求められています。メンタルヘルスの状態を確認する際には、情報を取得する目的を明確に示した上で、あくまで任意での回答とする必要があります。