📖過労死の認定基準
過労死(脳・心臓疾患)の労災認定は、「業務による過重負荷」が原因で発症したかどうかで判断されます。
時間外労働の目安(労働基準監督署の認定基準)
- 発症前1か月に100時間超の時間外労働
- 発症前2〜6か月間に月平均80時間超の時間外労働
- 上記に至らなくても、業務の質・環境等の負荷を総合的に評価
⚠️会社の法的責任
民事責任(損害賠償)
会社には従業員の安全に配慮する義務(安全配慮義務)があります。この義務に違反したと認められる場合、遺族から損害賠償請求を受ける可能性があります。賠償額は数千万円〜1億円以上になるケースもあります。
刑事責任
労働基準法・労働安全衛生法違反として、使用者個人または法人が罰則を受ける可能性があります。悪質な場合は業務上過失致死罪に問われることもあります。
🛡️予防のために会社ができること
- 時間外労働の把握・管理の徹底
- 36協定の適切な締結・管理
- 長時間労働者への産業医面談の実施
- 有給休暇取得の促進
監修者
引地 昌(ひきじ まさし)/引地社会保険労務士事務所 代表・社会保険労務士
税理士業界で20年、経営と数字の現場を経験した後、社会保険労務士として開業。広島県を拠点に全国オンライン対応。「現場を知る社労士」として、経営者の右腕となる労務サポートを提供します。


